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代表メッセージ

量子技術を実用の技術に

昨今、量子コンピュータ、あるいは量子技術という言葉を目にする機会が増えました。その革新的な技術により、医療やAI、材料開発といった分野に大きな変革をもたらし、安全・安心な社会や豊かな暮らしの実現につながると期待されています。私は20年以上にわたりアカデミアにおいて、光の量子技術、そして量子エレクトロニクス技術の研究を行ってきました。このたび、「自分が研究してきた量子技術を世の中の役に立てたい、実用の技術としたい」、この一心で起業いたしました。豊かな社会の実現に少しでも貢献できるように、そして日本の量子コミュニティの発展に貢献できるように精進してまいります。

量子慣性センサ、あるいは私たちが開発している量子慣性航法装置は、他の量子技術に対して比較的早期に実用化できると期待されます。私たちは量子技術のみに拘ることなく、既存の技術、および量子エレクトロニクス技術、これら全てを活用しハイブリッド化することによって、現行装置の性能を大きく上回る超高精度な慣性航法装置を開発したいと考えています。私たちの装置を搭載することによって、深い海の底から遠い宇宙まで、人類の活動がより一層充実することを夢見ています。

代表取締役 武井 宣幸

会社名 MIZUSAQIについて

私たちは、文字通り水先案内人となる超高精度なナビゲーションを開発・提供すると同時に、量子技術を実用の技術にしたいと考えています。
しかしながら、量子技術の社会実装はまだまだ黎明期、実用化には程遠い状況です。そのような中で、私たちは先駆けていち早くこれを実行します。
そのような意味で、量子時代の先導者でありたい、そんな想いも会社名に込めています。

 

ロゴデザイン

当社のロゴは次のようなコンセプトでデザインされました。

全体の円のフォルムは、グローバルに普遍的な最先端技術という意味を込めて、地球をイメージしています。

円の中のパターンは、MIZUSAQIの頭文字「M」を形どっています。メビウスの輪をイメージし、最先端技術で社会に貢献し、より良い循環を生み出していく、という意味を込めました。また、当社のテクノロジーが広く海洋技術の発展に貢献することを期待して、大海原の波を表現したものとなっています。

カラーは、誠実さとインテリジェンスを感じさせるブルーを採用し、グラデーションをつけることによって水らしさや地球をイメージさせるものとしました。

なお、このロゴは株式会社ドーナッツカンパニーの遠島啓介様にデザインして頂きました。

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